World Classics @ CINEMA -くるみ割り人形-

何気なく新宿バルト9のHPを見ていたら、見たいと思っていた映画が今日までということに気がついて、急遽新宿へ。
”映画館でオペラとバレエを楽しもう”というコンセプトでいくつかの作品が上映されているのだけど、その中のひとつ、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」(ロイヤル・バレエ)を見てきました。
ちょっと季節外れな感じはありますが。
くるみ割り人形」は父がLDを持っていたので小さい頃から良く見ていて、曲も有名なものばかりなので、見たいなぁと思っていました。


舞台装置がとってもゴージャスで、クララが人形の世界に入っていく場面の、ツリーがどんどん大きくなるところは、すごく素敵でした。
あと、金平糖の精が男性と2人で踊るシーン(ゆっくりめで♪ソーファミレドーシラソ♪みたいな旋律が繰り返される音楽。)がとっても良かったです。とっても感動しました。思わず拍手しました。


私が小さい頃見ていた「くるみ割り人形」とは振り付けが全然違って、クララと王子がほとんど踊りっぱなしで、びっくりしました。あと、ドロッセルマイヤーがすごい偉い人っぽかった。金平糖の精より仕切ってた。。
振り付け師が違うと、こんなに違うものなんだなぁと思いました。


久しぶりにバレエを見て思ったことは、バレエってストーリを踊りと音楽だけで表現してるんだなぁと。
それがバレエなんだけど、良く考えるとすごいことじゃない?!
私が小さい頃に「くるみ割り人形」を見た時は、確か父が簡単にストーリーを教えてくれたんだと思うのだけど、細かいところは自分なりに解釈して、「今はこういうことを表現してるのかな?」とか推察して。
オペラは歌ってくれるけど、バレエは文字や言葉では表現できないから、観客に委ねられる部分が多いような。
ストーリーを全く知らない作品を見てみたら、どうなるんだろう…と思いました。


しかし、バレエはどうしても男性のタイツが頂けない。上は普通なのに下はタイツ。
見てるうちに慣れてくるんだけど、見始めはちょっと「ププッ」ってなっちゃう。。


バルト9では、1/30からヴェルディの「アイーダ」を上映するようなので、そっちも見てみたいなぁ。川崎で上映されるチャイコフスキーの「白鳥の湖」も気になります。。


★World Classics @ CINEMA
http://livespire.jp/opera/


★本日のデザート
モロゾフのプリン。美味しい♪