辻村深月 『名前探しの放課後』

ちょっと前に、辻村深月さんの『ぼくのメジャースプーン』という本を読みました
スピンオフ作品がいくつかあるとのことだったので、図書館で『名前探しの放課後』という本を借りてきました。
でも、『ぼくのメジャースプーン』を読んだのがちょっと前だったことと、主人公の男の子の名前があまり出てこなかったこと(”僕”、”あなた”が多かった)、友人の女の子はふみちゃんって名前で呼ばれていて、『名前探しの放課後』では苗字で呼ばれていたので全然気が付かなくて、最後の最後でやっと分かりました。
『名前探しの放課後』で主人公は別の子なんだけど、主人公と深く関わる大切な友人として登場していました。
うわ〜やられた〜〜!!って感じ。
『ぼくのメジャースプーン』を読んだ後、『名前探しの放課後』を読んで大正解だった。逆の順番で読んだら、ちょっと違った感じになっていただろうな。


でも、スピンオフ作品だなんて、忘れてしまう位、のめり込んじゃうストーリーでした。
あの感覚は読んで味わってもらいたい。説明するのがもったいない!


私は、辻村深月さんってすごいタイプな人なんだと思います。
他の作品も図書館で予約待ちしているのだけど、待てるかな〜。待ちきれないかも(笑)。


名前探しの放課後(上)

名前探しの放課後(上)

名前探しの放課後(下)

名前探しの放課後(下)