旅行4日目 直島「家プロジェクト(きんざ)」

最終日のこの日は、予約してあった家プロジェクト、きんざを見るため、本村へ。
ホテルをチェックアウトするのが、ほんと寂しかった〜。


きんざは15分間、ひとりで家の中に入って作品を体験するというもの。
風変わりな体験方法だなぁと思っていたけど、いざ体験してみたら、その意味が良く分かりました。
自分で扉を開けて中に入ると、3畳分ぐらいのスペースの真ん中に丸い木があって、「そこに座って鑑賞して下さい。」と言われ扉を閉じられました。
最初はなんだろーと思ってぼーっとしてたんだけど、良く見ると、色んなところに色んなものがあって、それは良く見ないと気が付かないもの(透明の石だったり、黒っぽい石だったり、糸のようなものだったり)で、一生懸命、じっくり見ました。
この作品は、ひとりで集中して見ないと見れないものなんだ!って気が付いたときに、ぞって鳥肌が立ちました。
何事もそうなのかもしれないなって思ったり。
普段自分が見落としている物がどれくらいあるんだろうって考えたり。


直島にたくさんある作品の中で、一番考えた作品でした。
私と入れ違いに入った相棒も同じようなことを感じたらしく、いたく興奮してました。


この後、もう一度角屋と南寺を体験し、本村から船に乗って岡山へ向かいました。
そして、岡山からは新幹線。なんとグリーン車。(7月に予約したら既にグリーン車しかあいてなかった。)
初めて乗ったけど、すごーい快適でした。足ぐんぐん伸ばせるし。ぐうぐう寝ました。



今回の旅行は、本当に素敵な旅行になりました。
良く歩いて、いっぱい素敵なものに出会えました。
今年の冬には新しい美術館ができるみたいだし、体験できなかった作品(石橋の母屋、文化大混浴、ベネッセハウス オーバル、つつじ荘のパオなど)もあるし、また、行きたい!いや、行く!!


★その他直島について
 ・蜂が多かった。怖かった。
 ・島の人たちが親切でなつっこい人ばかりだった。
 ・のれんが素敵な家がたくさんあった。
 ・1泊でも全部見れるけど、何度も見たい作品ばかりなので、2泊で良かった。
  (ベネッセホテルに泊まると、地中美術館以外は滞在期間中何度でも見れる。後から知った。)





★パンフレットやチケットもかわいい。